日本全国に散らばる、甘美な言葉「限定品」を求めて

日本の国土面積はおよそ38万㎢。 高速交通網が発達して、まして狭くなったといわれるけれど、細長い、そして地形に阻まれて交流が盛んでなかった経緯ゆえか、これだけ画一化した中でも、時々地域にしかない限定アイテムが沸いて出たりします。 そんな限定アイテムを追い求める記録。 今時なので、通販したら早いです。でも、あえて現地に行くんです。それが楽しいのです。 2016年はまず、キリンビールの一番搾り「47都道府県づくり」からスタートします。 ときどき、交通手段の乗り物についても。

カテゴリ: 日本酒

2週とんで2月24日は、親戚が志賀高原でスキーするっていうので声がかかっていた。

ということで、そこでリリースのずれた酒調達と、今年に入って3度目の長野往復。

23日(土)2200過ぎに仕事を終え、2230ごろ家によらずに出発。今回は時間を稼ぎたいので最初から高速道路。草津PAでコインシャワーを浴び、中央道~長野道と経て0800ごろ志賀高原着。
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半日券で親戚とスキーを楽しんだあと、早めに切り上げて三度小布施ワイナリーによる。
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日本酒もいいんだけど、ワインもね。
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日本酒は「ドゥ」「トロワ」「サンクゥ」の3種が新たにリリースされていた。
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これで、今年リリース予定10種のうち5種は抑えた。半分か、コンプリートしたくなってきたね。

ちょっとしばらく、仕事が忙しくて、2018年なんかほとんど遠出しなかったんだけど、ちょっと一息ついたので、とりあえず小布施ワイナリーの日本酒「ソガペールエフィス」に挑戦してみることにした2019年初頭。

ハナシは年始のスキーから始まる。
うちは、年末年始は幼少のころからスキーって決まっていて、習慣で今も年末か年始に1泊程度雪山に馳せ参ず。今年も名古屋の実家で新年を迎えた後、志賀高原に向かい、1泊したんだが、前々から少し手前にある町小布施のワイナリー「小布施ワイナリー」の日本酒が気になっていた。情報があまりない、何より現物を見たことない、何なんだろう?と。で、帰りにグーグルマップ頼りにワイナリーに寄ってみたら、お正月休み。観光客相手であか抜けた商売ではなく、純粋にワイナリーとして醸造に誇りを持ってらっしゃるようだ。ただ、うろついた結果、

①日本酒は、1月中旬にリリースが始まる
②何種類かあって、4月にかけて順にリリースされる

という情報を得た。その日は小布施ワイナリーの白ワインだけ購入して戻ったわけだが。


で、2月建国記念の連休。ここ、突然空いたので、向かうこととした。
2/9土曜に仕事を終え、シャワーを浴び、2300ごろ出発。ミニキャブに新品のスタッドレスを履かせていたこともあって、その様子も見たく、ミニキャブを出す。京都市内を抜け、湖西道路から琵琶湖大橋を渡って湖岸道路を北上し、米原からR21、土岐でR19と、中山道に沿った筋。途中仮眠をとりつつ(前述の、厚めの座布団で助手席を使って横になる)、昼前に長野市内に到着。気むずかし屋でラーメン1杯。

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念願の小布施ワイナリー…

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だったんだが、こちらでは日本酒は置いていないそうで。しかし、無事「シス・ドメーヌ池田」と「ヌメロ・アン」を入手した。

さて、目的は果たしたわけだが、せっかくなので志賀高原で半日スキーを滑り、日帰りでもよかったんだが、湯田中のドミトリータイプの旅館に泊まることとした。
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ドミトリーは外人さんいっぱい。

翌日は、のんびり起きて豊科のラーメン大学
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で最終学歴を更新しつつ、実家経由で戻った。

酒と言えば、ほぼ徹底してビール、だった。

そりゃがきんちょのころは、甘くてジュースみたいなカクテルもおいしいと思ったが一過性。お土産でもらうくらいしか考えられないたっけーウィスキーやブランデーもうまいとは思ったが 日常飲むにはちと違う。
ワインなんかも、いくつか好きな銘柄はある(普及品ですょ、カルロ・ロッシ・レッドマスカットとか、マドンナとか)けれど、時々でいい。
焼酎の炭酸割は一時主力をビールから奪いかけたけど、特に一番搾りが始まってからは、ビールばーっかに戻っていた。

日本酒はってと、どうも昔ながらの酒臭いイメージが強くて、ほとんど飲むことはなかったんだが。

たまたま客人がうちに置いて行った、地元は能勢の酒蔵=秋鹿の「摂州能勢」、残ってるなぁってとりあえず開けてみたんだが。

これが!

うまいじゃないの。
地元だからっていうプラセボ効果もあるかもしれぬが。

時ほぼ同じくして大雪の日、身動き取れなくなって、明るいうちから雪見酒でもしよって、地元NOSEボックスに赴けば、秋鹿がめーっちゃ置いてある。

そこから、ですな。秋鹿を順番に攻めていってる。
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今のところお気に入りは、「歌垣」。

砂糖じゃない酒本来の甘味は好きなんだけれど、日本酒にはフルーティっていうよりは糖蜜にも似た、濃縮された上品な甘味経つ 系統があるよね。
秋鹿は基本的に甘味が強いみたいだが、「歌垣」は、その甘さだけじゃない、スキッと日本酒らしい風味が、脳天をそのまままっすぐ突き抜けるようなバランスなんだ。

また、お隣は猪名川町にも川辺酒造って酒蔵があって、そこの「猪名の露」ってのもうまかった。
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日本酒、おもしろいかも。

日本酒をテーマに全国回るのも、よいかも。

まだ初心者もいいところなんで、まずは日本酒の味を研究して、だな。 

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